「コーヌスクローネ(Konus Krone)」は、ドイツから入ってきた特殊で優れた入れ歯のことです。残せる歯を支台歯とし、その支台歯に「内冠」を装着し、そこに義歯と一体化した「外冠」を被せる二重構造方式をとることで摩擦力を利用して外冠を内冠に密着させるため、外れにくく、自然な感覚で受める特徴があります。コーヌスクローネの仕組みは茶葉を入れる茶筒をイメージすると分かりやすいです。茶筒は本体を強く振っても蓋は外れませんが、蓋にゆっくりとした力を加えると簡単に外れます。コーヌスクローネデンチャーも同じ原理を利用しています。